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子どもの非認知能力を伸ばす習い事!おすすめなのは?

子どもの非認知能力を伸ばす習い事!おすすめなのは?

非認知能力は数値で測ることのできない力を指しており、子どもの成長や将来に大きく関わる部分と言われています。

幼いことから非認知能力を伸ばすことで、周りと円滑にコミュニケーションが取れたり、新しい発想を生み出したりします。子どもの非認知能力を伸ばすには幼少期からの習い事が重要です。

本記事は、子どもの非認知能力を伸ばすおすすめの習い事を紹介しておりますが、全ての子どもに当てはまるわけではなく、一例として捉えてください。

非認知能力を育むには、保護者がお子さまと向き合うことが何よりも重要です。

非認知能力を育むのに、決まった特定の方法がある訳でありません。非認知能力の発達の鍵は、子どもが、自発的な遊びや活動、および環境や人との相互作用を、いかに豊かに展開できるかというところにあります。そして、そこにおける保育者の役割は何かと言えば、その支えをしっかりとしてあげること、つまりは、その時々の子どもの状態や興味・関心あるいは園全体の状況や雰囲気などを的確に把握し、それらに応じて創造的に様々な工夫を積み重ねていくことだと考えられます。

引用元:東京大学 発達保育実践政策学センター

非認知能力の概要から、なぜ子供に必要な力なのかを紹介しているため、ぜひ参考にしてください。

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目次

子どもの非認知能力を伸ばすおすすめの習い事

習い事は子どもの非認知能力を伸ばす方法の一つです。特に幼少期は成人に比べて吸収力が高く、今後の成長のベースとなります。習い事と聞くと学力を伸ばす塾を考える人も多いでしょう。

しかし、非認知能力はテストなどで数値化できる知的な能力とは異なります。非認知能力は数値化できないため、子供自らの力で伸ばしていく必要があります。

一方で、子どもの好き嫌いや得意不得意によって選ぶべき習い事は異なります。

単純に「この習い事をすれば非認知能力が高まる」といったことはありません。もっとも重要なのは子供自らが進んでやってみたいと行動することです。子供にあった習い事を選んでもらうことで非認知能力を最大限高められるでしょう。

子どもの非認知能力を伸ばすおすすめの習い事は以下の通りです。

上記の習い事は、子供の習い事に関するアンケート調査を実施した結果から得られたものです。

それぞれ順に解説します。

音楽のレッスン

音楽のレッスンは音感やリズム感、他者とのコミュニケーションを育むことができる習い事です。楽器を使用した表現力や演奏に必要な音楽的スキルを身につけられます。

「楽器の演奏」と聞くと苦手意識を感じてしまう人も多いでしょう。しかし、子どもの好きな楽器を選んでもらい、音楽のレッスンを受けることで基本的にどんな楽器でも上達します。音楽はスコアで優劣がつけられることもないため、子どもの自主性を促すことが可能です。

楽器の演奏は指先をよく使用するため、非認知能力と密接な関係にある前頭前野を鍛えることができます。特に指先を使用して非認知能力を育てるのにおすすめの楽器は以下の通りです。

  • ピアノ
  • ヴァイオリン
  • ギター

また、合奏になれば個人だけではなく、複数の人とコミュニケーションを取るため非認知能力を高められる可能性が高いです。合奏中は言葉だけではなく、タイミングや目線・リズムなどでコミュニケーションを取ります。他の習い事にはない方法で非認知能力を高めることができるでしょう。

団体競技のスポーツ

団体競技のスポーツは非認知能力を高められる習い事です。非認知能力に効果のある団体競技スポーツは以下の通りです。

  • サッカー
  • バスケ
  • バレー
  • 野球

これらの団体競技のスポーツでは、目標達成力や粘り強さ・コミュニケーション能力を高められます。周りの人と協力しながら一つの目標に向かって努力することで、目標を達成するために必要な力を身につけられます。

また、上記で紹介したスポーツは他者と密にコミュニケーションを取らなければ円滑に進めることはできません。子どもの頃からチームメンバーと積極的に関わる経験を身につけることで協働力を身につけられます。

もちろん、各スポーツごとの技術も身につけられますが、他者と協力しながら目標を達成した事実は、子供にとって大きな成長につながります。多くのスポーツは点数を競い合いますが、結果に関わらず目標達成へ取り組んだ経験が非認知能力の向上につながるでしょう。

絵画・デッサン教室

絵画・デッサン教室などは、非認知能力に大きな影響を与える習い事の一つです。絵画・デッサン教室では、子供の忍耐力や集中力・持続力を高められます。

絵画や工作は一つの作品を時間をかけて作り上げます。制作中は目の前のことに集中し、フローと呼ばれる時間が経つのを忘れるほど没頭状態を経験できます。幼少期からフロー状態を経験することで、集中力のオンオフをはっきり切り替えられるため、必要なタイミングで物事へ没頭できるようになるでしょう。

また、絵画・デッサン教室は子供自身のクリエイティビティにも影響を与えます。独自性を求められる習い事であるため、想像力の成長につながります。想像力が豊かになることでメタ認知能力が鍛えられ、脳内のイメージを適切な形でアウトプットできます。物事を客観視する力も身につけられるため、非認知能力の向上が期待できます。

演劇・劇場教室

演劇・劇場教室は表現力や集中力などの非認知能力を高められる習い事です。演劇は台本を読み、周りのメンバーと相談しながら本番を迎えます。情報をインプットしてコミュニケーションを取りながら最適な表現で作品を作り上げることで、子供が持つ表現力や物事へ集中する経験を育めます。

また、演劇・劇場教室では演技に関する学習だけではなく、台本を理解するための読み書きや読解力も身につけられます。自身の理解を他者と共有することでコミュニケーション能力も鍛えることが可能です。

演劇の場では自分をどのようにアピールするのか、その場ではどのような行動が最適なのかを判断します。演劇の中で子供自身の殻を破り、独自性を身につけることもできるでしょう。

ロボット教室・プログラミング

ロボット教室・プログラミングでは、論理的思考力や空間認識能力などの非認知能力を身につけられる習い事です。

ロボット教室・プログラミングでは言語を使用したプログラムスキルも身につけることをメインとされがちです。しかし、ロボットやソフトを組み立てることで、子供の必要な要素を身につけ出す課題解決能力やどこで問題が発生しているか把握する空間認識能力の向上の方が期待できます。

物事を試行錯誤しながら作り上げることで、創意工夫する力や最後までやり遂げる力も身につけられます。ロボット教室・プログラミングは単純にスキル取得の手段ではなく、非認知能力の向上に繋がらる習い事と言えるでしょう。

非認知能力とは?なぜ子どもに必要なのか

人間の能力には「認知能力」と「非認知能力」の2つに分けられます。認知能力とは、テストや偏差値・知能指数など数値で表せる能力を指します。一方、非認知能力とは、コミュニケーション能力や忍耐力・独創力など数値では表せない能力です。

人間が生きていく上では非認知能力の存在が非常に重要です。認知能力だけを高めたとしても、うまく生きていくのは難しいと言われています。特に非認知能力は子供のうちに育てることで、将来的に良い影響を及ぼします。

非認知能力によって育てることができる能力は以下の通りです。

それぞれ順に解説します。

人間関係の構築やコミュニケーション能力

非認知能力の中には、人間関係の構築や周りと協力するコミュニケーション能力が存在します。コミュニケーション能力は社会的能力とも呼ばれており、子供が成長していく上で非常に重要な部分です。

コミュニケーション能力は社会を生きていく中で必ず求められる能力で、身につけることにより相手の気持ちを考えながら自分の意見を伝えたり、情報交換をスムーズに行えたりします。相手の気持ちを考えることで、良好な人間関係を構築できます。

また、コミュニケーション能力を高めることで、さまざまな立場や考え方を学べるため、人間として高い成長を見込めます。自分だけの考えだけではなく、さまざまな価値観を認識できます。

自分の感情や行動・ストレスをコントロールする能力

非認知能力には、セルフコントロールと呼ばれる自分の感情や行動・ストレスを調整する能力が存在します。感情をコントロールする能力を身につけることで、様々な状況でも落ち着きを持った対応が可能になります。

セルフコントロール能力は先天的な非認知能力ではなく、教育や環境などで後天的に身につけることが可能です。特に幼少期に自分の感情や行動をコントロールする教育を行うことで、飛躍的にセルフコントロール能力を伸ばせると言われています。

感情をコントロールする能力は、幼少期だけではなく大人になってからでも社会生活で大きく役に立ちます。習い事によって客観的に評価されたり、動機づけを行うことで感情のコントロール能力を成長させられるでしょう。

目標を達成するための自信や信頼感を高める能力

目標を達成する意欲や他者から信頼感を得る能力は非認知能力の一つです。目標を達成する自信はエフィカシーと呼ばれており、物事を遂行するためには非常に重要です。エフィカシーが低いと「自分にもこの課題を達成することはできない」と考えてしまいます。一方、エフィカシーが高ければ困難な課題でも「自分の目標を達成することができる」と考えられます。

エフィカシーを高めるためには、成功体験を積み重ねたり同じ考えを持った人材と行動したりすることが重要です。習い事によって周りから称賛されたり、良い成績を残したり客観的に評価されることで成功体験を得られます。

また、エフィカシーの向上には環境も非常に重要です。エフィカシーが高い状態でも、周りの人材がネガティブな思考だと信頼感することはできません。そのため、自身だけではなく周りも同じ考え、目的を持った人材がいることで自信や信頼感を高められるでしょう。

困難な壁に立ち向かうための忍耐力や粘り強さ

非認知能力には難しい問題にも対応できる忍耐力や粘り強さが存在します。様々な問題や理不尽な事象が発生する社会生活において、忍耐力や粘り強さは非常に重要です。

これらの力がなければ、今までにない問題に直面した際に立ち向かうことができません。忍耐力や粘り強さを鍛えることで、困難を打開するための策を考えたり、失敗を恐れない精神力を身につけられたりします。

また、忍耐力や粘り強さは大人になってからでは身につけづらい傾向にあります。集団スポーツなどの習い事は、目標に向かって対応が必要になるため忍耐力や粘り強さを育てられるでしょう。

問題解決能力や新しいアイデアを生み出す創造力

創造力は他者にはないアイデアや直面した問題を解決するために必要な非認知能力です。社会全体のデジタル化や日々変化が起きている中で、これまでのやり方では対応できないことがあります。これらの問題を解決するためには、創造力が必要不可欠です。

また、楽器演奏や絵画・プログラミングなどの習い事は、自身のイメージを表現したり、自己認識を広げたりすることで創造力を育めます。さらに、創造力を育む方法としてデザイン思考があります。デザイン思考とは、問題解決のプロセスによって新しいアイデアを生み出す習慣です。

幼少期は柔軟で常識にとらわれることのない自由な発想ができるため、創造力を育むには最適な時期と言えるでしょう。

組織やグループをリードするためのリーダーシップ

リーダーシップは非認知能力の一つで、社会情緒的スキルとも呼ばれています。リーダーシップは指導力や統率力を表し、目標達成や組織のリーダーとして行動する資質です。リーダーシップを高めることで、組織やグループを目標に向かって導くことができます。

また、リーダーシップを高めるためには、積極的に周りと関わりを持ったり、自分から進んで行動を移したりする経験が必要です。団体競技のスポーツや演劇・劇場教室などの習い事は、リーダーシップを身につけやすいです。周りのメンバーと協力しながら、目的に向かうだけではなく、自ら進んで行動できるシーンが多いです。

特に幼少期は感受性が豊かで、プライドに拒まれるケースが少ないためリーダーシップを育みやすい時期です。多くの成功体験を積むことで自発性が育ち、リーダーを目指す意識が芽生えます。リーダーシップを高めることで、周りとの協調性や自己理解が深まります。今後の社会生活にも密接な関係があるため、習い事で育むと良いでしょう。

自分の感情や他人の感情を理解して自己認識を高める

自身や他人の感情を理解する自己認識能力は非認知能力の一つです。自己認識能力は自身や思考方法・感情などを理解する能力です。自己認識能力を高めることで、客観的に自身の立ち位置を把握できたり、周りからどのように見られているのかを認識できたりします。

自己認識能力を高めることで、自身の持っている能力をしっかりと把握できるため、今何を行うべきなのかが見えてきます。例えば、自分の得意不得意を認識して、苦手なことは他者に手伝ってもらうことができます。客観的に物事を判断できるため、リーダーシップやコミュニケーション能力など、他のスキルを高めることもできます。

また、幼少期は感受性が豊かなことから、自分や他人の感情を認識しやすいです。習い事によって他者から行動に対する適切なフィードバックを受けることができれば、より自己認識能力を高められます。自分だけの行動だけでは育てられない非認知能力であるため、周りから評価される環境を選択すると良いでしょう。

他人と協力して共同で作業する能力やチームワーク能力

周りと協力して作業を行うチームワーク能力は非認知能力の一つです。チームワークは組織に所属するメンバーと目標を共有し、分断したり協力したりする能力を指します。学校や会社など組織に属して社会生活を行う上で、チームワークは非常に重要な能力です。

チームワーク能力を身につけることで、自分の意見や気持ちを相手に伝えることができたり、相手の考えを尊重できたりします。自分の役割を認識して、チームの貢献に向けて行動することも可能です。

また、チームワークを身につけることでコミュニケーション能力やリーダーシップの向上につながります。他の能力との相乗効果も期待できるため、非認知能力の中でも重要な能力です。ただし、チームワークは一人では身につけづらい能力です。複数人とコミュニケーションを取ることで育まれることから、習い事などで他者と関わりを持つことが重要と言えるでしょう。

子どもの非認知能力は3〜7歳までに鍛えよう

非認知能力の向上には幼少期の教育が非常に重要です。特に3〜7歳までの教育は非認知能力の向上に大きく影響しています。大人になってからでも鍛えられる能力は多いものの、幼少期のような柔軟性がなくなり身につけるまでに時間がかかってしまいます。幼少期は豊かな思考性と物事を吸収する力が高いです。

また、子供の非認知能力は周囲との関わりの中で育む方法が効果的です。子供の好きなことを通して、同じ目的を持った他者と関わることで身につけられる能力も増えていきます。幼少期のうちに積極的に他者と交流を持ち、非認知能力を育みましょう。

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